出逢いもまた山の恩恵

投稿日:2018年9月18日

メンバー:齋藤、田澤(

今回の釣行は齋藤さんにとっては今シーズン最後となる。私はまだ釣行予定があった為に、キノコ探しと山歩きを楽しめれば十分と思っていた。

当初の予定は、大見さんも加えて3人で山越え2泊を予定していたが、急遽体調不良でO氏が棄権、齋藤さんも自宅の天気が崩れた為に12日の日程へ変更となった。

流石に12日で山越えは厳しいので、入山場所は変更となったが、これが新たなる出逢いと山の大いなる恵みを授かる事となったのだから、大見さんもさぞかし無念であったろうと思う。  

入山前日に車止め近くまで行き、小宴会を実施後に車中泊。

翌朝、こぼれ落ちるドングリが車の天井を叩く音で目覚める。テン場まではそう遠くはないので、明るくなってから入山地点へと車を走らせる。

車止めにて入山の準備をしていると、齋藤さんが「俺のザック荷物まだ入るよ」と言って、私のブルーシートを奪おうとする。齋藤さんのザックにキノコを詰め込むつもりだとも言えず、渋々渡し山へ入る。

 

テン場まで急ぐ事も無くミズナラを見ながら向かう。しかし、この道は悪い。慎重に歩けば危険箇所は無いが、トラバース道が長く少々しんどい。

途中沢に降りて齋藤さんが竿を出すが、魚信は無し。ミズナラを見ながら歩くも舞茸もまだ早いのか?見つかる事も無く、そうこうして4時間弱で目的のテン場へ辿り着いた。

テン場には寝床を設営中の先行者がおり、「まぜてください~」と言うと、即答で「良いですよ~飲みましょう~」と。聞けば、北関東源流会の皆さんで、突然のお邪魔にも暖かく迎え入れてくれた。しばし談笑していると、まずはお近づきの記しにとビールで乾杯。話はどんどん弾むが、そろそろ今晩のおかずをゲットしないと行けないので、渋々?沢へ向かうと道中で齋藤さんが舞茸の大株を見つける。

もしかしてベストタイミングか? この時点で、私は釣りをする気が無くなっていた。その後も釣りをする事無く、舞茸を探しては見つかり、もう背負えない~って。

 

齋藤さんは最後の岩魚を見たいと言って、支流で5寸?で納竿。本流で40上がフラフラと泳いでいるのを見たが、テン場へ早々に戻る事にした。

夕方、テン場へ戻り収穫した舞茸をブルーシートの上に広げ、改めて歓喜に浸る。

その後は、北源会さん達と舞茸パーティー。次々酒が出てくる、いつ寝たかもわからないが、本当に楽しい思い出に残る一夜を過ごした。

翌朝、朝食も贅沢な舞茸ご飯やソテーなどを頂きまったり。北源会さんは2泊予定なので、この日は上流へ向かうとの事。私達は下山するので、朝食後に名残惜しくも別れの握手をし、皆で記念撮影。来年もまた、一緒に宴会できる事を願って止まない。

ザックには舞茸を詰め込むだけ詰めるが、嬉しい重さが肩を沈める。さて、後は帰るだけと思ったのだが、齋藤さんの欲を思い知る事になる。

「あっちのミズナラ見に行こう」(by齋藤)

もう入らないですし、背負えないですよ!と言ったのだが、まあちょっと見に行ってみようと。

ほどなくして見つかったのです、15kg株が。どうすんのこれ・・。(嬉)

まずは、テン場まで株を持ち帰る。荷物を何度も詰め替えて、可能な限り舞茸を詰め込む。しかし私は作戦通り、往路で荷物を多く持つ事で舞茸スペースは無い。齋藤さんザックに舞茸を詰め込むのを私も一生懸命手伝う。私の倍くらい詰め込んで、ザックの調整紐を目いっぱい伸ばして、パッキング完了。

バッチシですね!と言ったら、バッチシじゃねーよ~って(笑)。

しかし、流石に全部は入らず、北源会さんのテン場へお土産を少し置いていく事にした。

その後、帰路は舞茸を少なく背負った私もしんどかった。トラバースの木掴みは、荷物が重いとバランスを維持する為に余計な体力を使う。足が上がらないよ~って(泣)。

倍背負った齋藤さんは、ご想像の通り(笑)。 

帰路に猿の集団が豊作のブナの実を一生懸命に食べており、見送られました。

北関東源流会の皆様、齋藤さん、大変お世話になりました。

釣行記の筆者
タザワ
田澤 大生
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