釣り人は、みな踊る

投稿日:2015年1月18日

場所:山形県Y川  日時:2014年7月 メンバー:3人(晃、正樹、俺) 文責:たもさん
 出発は雨。天気が悪いと気分が乗らないものだが、釣りはそうでもない。雨だと、とんでもないことが起こる確率が、ちょっとだけ高いことを釣り人なら知っているのだ。/夜8:30に集合し、ごちゃごちゃと準備。高速利用で12時を少し回って車止めに到着。先客があり、関東ナンバー1台。中に人気はない。いつものように、軽く飲んで1時には寝る。車が広く、床がフラットなのはいいが、正樹君の鼾がうるさい。2時頃、もう1台車が来る。ヤレヤレ。4:30には晃さんが起き出し、準備していると、先の車の人が、ライターを借りに来る。テント泊で火が使えなければ、楽しみが半減だからね。/雨に濡れた草の中を行く。林の中を歩くのは悪くない。しばらく行くと、こんなに荒れていたかと思うほどに道が悪くなる。何とかM沢出合いまで来て、晃さんがまず竿を出すが、当たりなし。俺、今日のために用意した8mの長竿を初使用。幸先よく、9寸ほど。しかし、新竿を使えたのはこの1回切り。ハリ掛りしたハヤが流れに乗って下流に走り、まさかこんな亊ってあるの、穂先が抜けた。この様子を見ていた晃さん曰く、「見えていたハヤが突然消えた!」。/そんなお粗末な事情の間に、正樹君が48cm。でかい。ハリス0.8号で上げる腕も認めるが。恐るべし、強運。気を取り直し、予備竿のダイワ6.1mに替えて、大物ポイントの脇にドバミミズを流すと、俺にも来た、来た。正樹君が掴み上げると41cm。すぐに、晃さんにも47cm。その先を釣り上ると、俺に45cmがきて、自己記録更新。正樹君が40cmオーバーを、もう1本加えた。長年イワナを釣っているが、こんなことは初めて。まさにインフレーション。釣り堀状態。/しばらく行くと、本日最後にして最大のポイント。ドバミミズをゆっくり流すも当たりなし。川幅が広く、6.1mの竿に5mの仕掛けでは対岸のポイントにはほど遠い。これにて本日の饗宴も終わりか。試しに左岸の岩場を行けるとことまでに登り上がり、しつこく攻めてみた。対岸の砂地辺りから7寸を引っ張り出したが、本命なし。これが最後と、左岸の上流部目一杯先へ投入。エサはゆっくり流れて自分の前あたりまで来たところで、ググーっと重い引きがあった。なんとか流れからそらし、左岸側に寄せたが、この場所からでは一人では絶対上げることができない。またしても、正樹君のゴットハンドに頼ることとなる。上げたサイズは50cm。釣りを始めて30年、ついに俺も50上クラブの仲間入りの幸運に恵まれた。その夜は、ライターを借りに来た二人に、車止めにあった車の主も加わり、6人での大宴会となった。釣れても釣れなくとも、酒と焚き火があれば、釣り人はみな踊りだす。
釣行記の筆者
タザワ
仙台源水会
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